2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

2016年9月26日月曜日

[KENJI]子ども創作ワークショップ「風の衣装を作って見よう!」開催しました!


KENJI]子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム
「風の衣装を作って見よう!」
(学校連携:茅野市内小学4年生 縄文科単元[「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそう])



茅野市民館では、11月の舞台公演「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」(小池博史ブリッジプロジェクト)に関連して、[KENJI 子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム]を実施しています。
http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2016/1102.html

 
その、子ども創作ワークショップを、97日(水)8日(木)9日(金)の3日間、茅野市内の小学校へのアウトリーチで実施しました。


過去・現在・未来をつなぐ〈風〉が主要なテーマである公演「風の又三郎」において、見えない風を感じる表現を担う舞台衣装を手がけたファッションデザイナーの浜井弘治さんを講師に、市内全9小学校に出向いたワークショップ。小学校の「縄文科」の授業のなかで、4年生527人がひとり一着、オリジナルの「風の衣装」をつくりました。

この授業では、白い布に穴を開けて頭や手を通し、風の現れ方を感じながら、その着方を工夫して「自分たちで探し出すこと」を大切にしました。授業の冒頭では、浜井さんが子どもたちに「一番素敵な衣装にしてみよう」ということと、「ほかの人の素敵なところを認めよう」ということを伝えました。

「風の又三郎」の原作には2つあり、そのひとつには「八ヶ岳」の地名が出てきます。縄文文化の息づく八ヶ岳の風と、風の又三郎の風をつなぐ、今回の衣装ワークショップ。子どもたちは、「より素敵な着方」を探して、一般公演を前にした11月の[鑑賞プログラム]では、市民館での鑑賞に全員が衣装を着て来ます。舞台鑑賞と同時に、市民館が自分たちの衣装の「発表の場」にもなります。舞台の「風」を感じて、子どもたちがどのような「風の子」になるのか、楽しみです!


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茅野市民館[KENJI 子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム
「風の衣装を作って見よう!」

http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2016/1102.html#2
茅野市内小学4年生 縄文科単元「「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそう」の一環で実施

創作ワークショップ
実施日:201697日(水)8日(木)9日(金)
実施会場:茅野市内全小学校
参加者:527名(小学4年児童)
鑑賞プログラム
公演「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」鑑賞
とき:2016111日(火)
ところ:茅野市民館マルチホール

2016年9月9日金曜日

「風の又三郎2016 -Odyssey of Wind-」「市民宣伝部」
宣伝部員募集! 



「風の又三郎2016 -Odyssey of Wind-」の公演に先駆け、報道関係者(新聞、テレビ、雑誌など)に向けて特別に公開するプレスプレビュー公演を鑑賞していただき、舞台の面白さ、奥深さなどを書いて、広く伝えていただく「宣伝部員」を募集します。 現代舞台芸術に興味をお持ちの方、将来マスコミを目指す方、 違う角度から舞台芸術に親しみたい方も、ぜひこの機会にご応募をお待ちしております。

<「宣伝部員」募集要項>
■対象
・中学生以上の方(20歳未満の方は保護者の方の承諾が必要)
1018日(火)1745から日立システムズホール仙台シアターホールにて行われるプレスプレビュー公演に参加可能で、市民宣伝部として活動をしていただける方(広報用にご本人の写真を使わせていただく可能性もございます)
・原則として116日(日)14:00に上演される本公演をご観劇予定の方

■活動内容
「風の又三郎2016 -Odyssey of Wind-」プレスプレビュー公演を鑑賞いただき、レビュー(感想・劇評)をお寄せください。お書きいただいたテキストは(公財)仙台市市民文化事業団のフェイスブック等に掲載させていただきます。

■参加費
  無料(会場までの交通費は各自ご負担ください)

■参加特典
1010日(月)~16日(日)に行われる稽古見学にご招待
116日(日)に上演される本公演のチケットを割引価格(一般2,700円、高校生以下1,000円)にてご案内
・記念品として図書カード進呈

■応募方法
  下記項目をご記入の上、郵送、FAX、もしくは同様の内容をE-MAILにてお申込みください。こちらより受付完了と詳細のご連絡をもって、参加登録完了とさせていただきます。応募締切930日(金)17時必着。
[記載項目]お名前(ふりがな)/未成年の場合は保護者のお名前、年齢、性別、ご職業、ご住所、電話番号、E-MAIL、志望動機、伝達事項など
【個人情報の取扱について】
  参加申込書にご記入いただいた個人情報は、仙台市、(公財)仙台市市民文化事業団において、事業開催のため必要に応じた参加申込者との連絡のみに利用いたします。

■問合せ先・申込先
(公財)仙台市市民文化事業団 事業課
  9810904 仙台市青葉区旭ヶ丘3275
  TEL0223017405
  FAX0227271874
  メール:kaze-sendai@bunka.city.sendai.jp


2016年9月1日木曜日

[KENJI]子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム「風の衣装を作って見よう!」



宮澤賢治生誕120年記念 4館共同制作 小池博史ブリッジプロジェクト
公演「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」&地域創作プログラム [KENJI]

KENJI]子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム 
「風の衣装を作って見よう!」
(学校連携:茅野市内小学4年生 縄文科単元[「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそう])
 


4館共同制作の一環として、各地域の市民が創作に臨む「地域創作プログラム[KENJI]」において、茅野市民館では、未来をつくる〈子どもたち〉を対象としたワークショップと鑑賞プログラム[風の衣装を作って見よう!]を実施します。過去・現在・未来をつなぐ〈風〉が主要なテーマである公演「風の又三郎」において、“見えない風を感じる”表現を担う舞台衣装を手がけたファッションデザイナーの浜井弘治氏を講師に、茅野市の教育機関と連携する取り組みです。
茅野市では、八ヶ岳山麓で栄えた「縄文文化」の精神性をもとに「縄文プロジェクト」を推進しており、市内小中学校では「縄文科」の授業を実施しています。今回の学校連携では、「縄文」と「風の又三郎」を八ヶ岳の〈風〉でつなぐ内容として、市内全小学4年生の「縄文科」授業(「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそうプロジェクト)のなかで、衣装創作ワークショップと「風の又三郎」鑑賞を行ないます。茅野市民館からのアウトリーチによるワークショップと、茅野市民館という地域の劇場での鑑賞が、縄文科の授業として実施される形です。
劇場での鑑賞により想像力を広げる体験や、学校を越えた児童の交流の機会とすることに加え、「作る」「見る」体験を通して舞台上の“風”を自分自身で実際に感じ、宮沢賢治作品の持つ、未来をつくる子どもたちに向けたメッセージを体感する機会となることを目指します。

「風の衣装を作って見よう!」
(縄文科「風の又三郎」の観劇で、縄文の風をふかそうプロジェクト)
◆対象 茅野市内全小学4年生 
◆内容
①学校へのアウトリーチ  201697日(水)8日(木)9日(金):市内9小学校
全小学4年生の「縄文科」授業で、「縄文」と「風の又三郎」をつなぐ八ヶ岳の〈風〉をテーマに、講師による創作ワークショップを実施。一人ひとつオリジナルの〈風〉の衣装を仕上げる。
(合計526名/9校、145分/1コマ)
②公演「風の又三郎」鑑賞(プレビュー公演) 2016111日(火):茅野市民館マルチホール
ワークショップで創作した〈風〉の衣装を身に着け、茅野市民館で舞台作品を鑑賞する。
〈風〉の衣装をつけた自分たちと、〈風〉を感じる舞台空間がつながるような体験を目指す。
 



◆講師 浜井弘治(ファッションデザイナー/株式会社うるとらはまいデザイン事務所)
山口県下関市生まれ。ファッションデザイナー。94年、事件性にこだわった「工場見学」などのインスタレーション作品を銀座ソニービルにて発表。以降も数々の舞台衣装等を手掛ける。1992年から2003年までパパ・タラフマラの衣装をてがけ、特に代表作となった「パレード」「SHIP IN A VIEW」「城マクベス」ではファッション業界からも大きな注目を浴び、大駱駝艦、野田秀樹、白石晃、オンケンセンの「リア王」などの衣装をてがけた。2006年よりデニム、ワークウエアーをアイテムに重点を置くために活動の拠点を東京よりデニム産地の山口県に移動し「うるとらはまいデザイン事務所」設立。2007年「匠山泊」ブランドにてサードコレクション・デニムを発表している。