2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

2016年10月26日水曜日

公演「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」市民館と図書館、読書活動との連携

「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」公演を機会に、読書活動が盛んな茅野市で、「宮沢賢治の世界観」を紹介していこうと、現在、茅野市図書館と茅野市民館に特集コーナーを設けています。




茅野市図書館(本館)では、絵本や紙芝居などを中心とした宮沢賢治の本を特集展示しています。小学4年生の衣装ワークショップの様子や、小池博史ブリッジプロジェクトの「注文の多い料理店」「風の又三郎」のPV映像も見られますよ!




市民館では、宮沢賢治の世界観や人間性を、たくさんのコメントで紹介しています。童話作家、詩人であり、科学者、農業者、教師でもあった賢治の追い求めた〈まこと〉の精神など、さまざまな側面がみえてきます。今回の舞台の魅力や、衣装ワークショップのこともたくさんご紹介しています。市民館図書室でも、さまざまな種類のある賢治の本を集めてご紹介しています。




この「宮沢賢治の世界観」の紹介には、茅野市で活動している「宮沢賢治を読む会」の皆さんからたくさんのアドバイスやコメントをいただきました。東日本大震災が起きて、「賢治の残した作品を、今こそ、ひとりではなく大勢で、声に出して読んでいきたい」と生まれた集まりだそうです。小池博史ブリッジプロジェクトの宮沢賢治三部作ともつながる思想ですね。




◎10/30(日)に交流会◎

公演前の10/30(日)には、宮沢賢治を読む会の集まりで、演出家・小池博史さんと直接お話しをする交流会があります。オープンサロン(16:00から1時間程度)ですので、ご興味のある方は市民館ロビーにお立ち寄りください!

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■風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-
http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2016/1102.html#1

日時:2016年11月2日(水)19:00開演(18:30開場)
会場:茅野市民館 マルチホール
料金:(全席自由)
大人2,000円、子ども(高校生以下)1,000円、親子2,500円
※当日は各500円増
◎茅野市民館友の会(前売のみ)
大人1,900円、子ども(高校生以下)900円、親子2,400円

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〈関連企画〉
■宮沢賢治の特集展示
茅野市図書館(本館)10/21(金)~11/21(月)
茅野市民館(事務室前)10/21(金)~11/3(木・祝)
茅野市民館図書室 9月~12月下旬

■宮沢賢治を読む会 交流会
10/30(日)16:00~(1時間程度)
茅野市民館ロビー
ゲスト:小池博史(演出家)
(協力:読書の森 読りーむinちの)